2025.11.28
パーキング・洗車場事業
セルフ洗車場は儲かる?儲からない?収支モデル、成功のポイントもご紹介!

立地や設備、料金システムなどを工夫することで、セルフ洗車場経営は儲かるビジネスになります。
今回のコラムでは、セルフ洗車場経営の収支モデルと成功するために重要なポイントをご紹介します。遊休地を活用したい方、安定した新規事業をお考えの方はぜひご確認ください!
INDEX
近年セルフ洗車場経営が注目される3つの理由
セルフ洗車場は安定した経営が可能として、近年再注目されているビジネスです。
「開業前の準備で失敗のリスクを下げられる」「ランニングコストとなる人件費を抑えられる」「安定した需要がある」という理由が挙げられます。
開業前の念入りな準備で失敗のリスクを下げられる
洗車場経営の成功は開業前の準備に左右されます。立地の適性チェック、十分な設備導入、オープン前のプロモーション等により「開業したけどうまくいかなかった」という失敗のリスクを下げられます。
豊富な無人ビジネス開業支援経験で培ったノウハウを活かし、時間制セルフ洗車場の開業・経営をトータルにサポートいたします。洗車場経営をお考えの方はぜひ一度お問い合わせください!
無人経営により人件費を抑えられる
セルフ洗車場は運営をほぼ無人化できるため、人件費がかからない点が大きな魅力です。必要な作業は、設備のメンテナンスや集金、洗剤の補充、定期的な清掃程度に限られます。
さらに従業員がユーザーと接触する機会が少ないこと、また精算も機械で行うことから、人的ミスによるトラブルのリスクを抑えられるという特長があります。このように、無人で運営できる洗車場はトラブルが発生するリスクも最小限となることから、企業の新規事業としても注目されています。
安定した需要がある
近年、セルフ洗車場の需要は根強いものがあります。自動車の維持には、洗車を含む定期的なメンテナンスが欠かせません。しかし近年、マンションをはじめとする集合住宅へ居住する人口の増加に伴い、自宅で洗車できない「洗車難民」が増加しています。
また、ボディにガラスコーティング施工された車の増加も見逃せません。門型洗車機など、ブラシによる機械洗車は傷がつくというイメージから、愛車のメンテナンスにこだわりのあるユーザー層には敬遠されています。
時間制セルフ洗車場「Whitepit(ホワイトピット)」モデルプラン
ここまでセルフ洗車場経営が注目されている理由について紹介しました。ここからは、弊社が展開する時間制セルフ洗車場「Whitepit」のモデルプランを、土地所有の有無それぞれからご紹介します。
自己所有の土地で開業した場合(約300坪)
自己所有の土地を活用してセルフ洗車場を開業した場合、初期費用やランニングコストを抑えながら安定収益を目指すことができます。

土地を借りて開業した場合(約300坪)
洗車場に適した土地を所有していない場合でも、土地を借りることでセルフ洗車場の開業が可能です。賃料は借地の面積によって変動しますが、およそ50万~80万/月が目安となります。借地で開業する場合には、賃料をカバーできるだけの収益が見込めるか、商圏調査を踏まえて念入りに試算しましょう。

※記載金額は目安であり、売上等を保証するものではありません。
セルフ洗車場経営を成功させる3つのポイント
セルフ洗車場の経営を成功させるためには、多くのユーザーから認知・リピートされる「集客力」を高めることが重要です。
ここからは集客力を高めるためのポイントとして、「最適な立地での開業」「充実した設備の提供」「快適性を保つ清掃・メンテナンス」について解説します。
洗車場に最適な立地で開業する
洗車場経営を成功させるために重要な要因として「立地」は外せません。立地はユーザーへの認知や集客力に大きく影響を及ぼし、収益性に直結するからです。
こちらの記事から、洗車場に適した立地に関する4つのポイントをご確認いただけます!
【洗車場経営の成功は立地で決まる!】最適な条件と注意点とは⋙
特に自身が所有する立地に対しては先入観により見立てが甘くなる傾向がありますので、商圏データなど客観的な根拠を用いて判断することが重要です。まずは開業を検討している立地について、専門家に相談しデータを交えながら分析しましょう!
充実の設備で満足度UP
セルフ洗車場は自宅での洗車が難しい人や、愛車を細部まで丁寧に洗いたいユーザーに特に人気があり、一度の利用時間が比較的長時間化する傾向があります。そのため、設備を充実させユーザーに快適な環境を提供することが顧客満足度の向上、そしてリピートへ繋がります。
こちらの記事から、ユーザーの満足度向上に貢献する人気の設備5選をご確認いただけます!
弊社が提供するWhitepitでは、天候の悪影響を受けにくくする「屋根付き個室ブース」、混雑状況をスマホで確認できる「ライブカメラ」など、顧客満足度を高める設備を充実させています。
清掃・定期メンテナンスで快適な環境へ
洗車場を清潔に保つことは、リピーターを増やすためには欠かせません。不快な環境ではユーザーが離れてしまうため、ゴミの回収や水回りの清掃は定期的に行いましょう。
また、定期的な設備メンテナンスを行うことで、高品質なサービスを維持できます。特に無人ビジネスとして運営する場合、集金や洗剤の補充と合わせてこれらを計画的に実施することが重要です。清潔で快適な環境を提供することで、ユーザーからの信頼を得ることができ、継続的な収益につながります。
まとめ
セルフ洗車場は、ポイントを抑えることで安定した経営が可能なビジネスです。立地や面積、賃料の有無によって収支は変動しますので、商圏調査や収支計画をもとに念入りに準備することが重要です。
Fujitakaでは、時間制セルフ洗車場Whitepitの開業支援をしています。商圏調査や収支計画、店舗設計・施工、開店準備、開店後のフォローまでサポートしております。お気軽にご相談くださいませ。