2025.12.24
パーキング・洗車場事業
24時間営業すべき?セルフ洗車場経営におけるベストな営業時間とは

洗車場経営において営業時間とは、売上やトラブルリスクに大きな影響を与える要因の一つです。この記事ではセルフ洗車場における「24時間営業」のメリット・リスクを詳しく解説するとともに、そのリスクをカバーする次世代型セルフ洗車場についてご紹介します。
この記事のまとめ
セルフ洗車場は24時間営業が理想
24時間営業のメリット→機会損失の最小化
〇多様なライフスタイルの顧客を取り込める
〇夏季の夜間需要への対応
〇混雑の分散による顧客満足度向上
セルフ洗車場における24時間営業の2つのリスク
〇騒音問題
〇「たまり場」化による治安悪化
住宅エリアに隣接する立地では営業時間に注意が必要!
INDEX
セルフ洗車場におけるベストな営業時間とは
セルフ洗車場は設備を整えることで基本無人で運営できます。そのため、固定費に対する投資対効果の最大化には、売上の機会を逃しにくい「24時間営業」が理論上の正解です。
しかし、実際はそう単純ではありません。特に住宅地が近いエリアや、大通りから一本入ったエリアなどでは、夜間の営業が近隣住民との摩擦を生む原因となってしまう可能性があります。
「売上」を取るか、「近隣への配慮(リスク回避)」を取るか。これは多くのオーナーが開業時に頭を悩ませるポイントです。
今回は洗車場経営における24時間で営業する際のメリットとリスクについて詳しく解説するとともに、そのリスクをカバーする次世代型セルフ洗車場についてご紹介します。
弊社は洗車場やコインランドリー、コインパーキングなど様々な無人ビジネスで、合わせて2,600店舗を超える開業支援の実績がございます。商圏調査・出店相談を無料で承っておりますので、時間制セルフ洗車場の経営に興味がありましたら、お気軽にご相談くださいませ。
セルフ洗車場における「24時間営業」のメリット
セルフ洗車場における24時間営業の最大のメリットは、機会損失を最小化できる点にあります。
24時間営業によって、どのようなニーズに応えられるのか、確認していきましょう。
多様なライフスタイルの顧客を取り込める
日中に洗車する時間が確保できない会社員の方にとって、深夜や早朝は貴重な洗車タイムです。また、休日の昼間は家族サービスで時間がない層が、金曜や土曜の深夜を利用するケースも見られます。 こうした「日中には来られない層」を取りこぼさないことで、稼働率の底上げが可能になります。
夏季の夜間需要への対応
近年の猛暑による「ウォータースポットの短時間形成」や「熱中症」などのリスクから、日中の洗車を避けるユーザーが増えた結果、涼しい夜間・早朝に洗車需要が高まっています。
次のグラフは夏季における時間帯別の利用台数を表しています。直営店舗のデータでは、深夜・早朝(0~5時)の利用台数は日中の利用台数の約20%となりました。つまりこの例においては、24時間体制で営業することで夜間休業の場合に比べ、1.2倍のユーザーを獲得しています。
このように、セルフ洗車場とは夏季の夜間・早朝需要が非常に高いビジネスモデルです。24時間営業であれば、この需要にしっかりと対応することができます。

混雑の分散による顧客満足度向上
人気の洗車場であればあるほど、土日の日中は大混雑し、「待ち時間」が発生します。これは顧客満足度を下げる要因のひとつです。24時間営業であれば、「日中は混んでいるから夜に行こう」と利用時間の分散を促すことができ、リピーターの定着にもつながります。
セルフ洗車場における「24時間営業」のリスク
一方で、セルフ洗車場における24時間営業には「騒音問題」「たまり場化による治安悪化」という2つのリスクが伴います。
これらのリスクが洗車場経営に及ぼす影響について確認しておきましょう。
騒音問題
近隣からのクレームで騒音問題に発展する原因は、洗車機械の音だけではありません。話し声やドアの開閉音など、人が発する音も含まれます。
特に閑静な深夜の住宅街では、数百メートル先まで音が届くことも珍しくありません。度重なる騒音クレームは、最悪の場合、警察の介入や営業時間の短縮命令、防音壁の増設といった追加投資に繋がります。
「たまり場」化による治安悪化
従来のセルフ洗車場が抱える構造的な難点に「拭き上げスペースへの滞在が無料・無制限」があります。
洗車機の利用には料金がかかりますが、その後の拭き上げスペースの利用は無料かつ入退場にも制限がないケースが多いです。洗車が終わっても長時間居座る利用者だけでなく、洗車場の利用者以外に占有されてしまう「たまり場」化のリスクを防ぐ手立てがありません。
これは騒音などの近隣への迷惑だけでなく、ゴミの散乱や設備の破損、場内での事故など、オーナーにとっての管理コスト増大にもつながりかねません。「無人経営」のつもりが、毎晩の見回りや頻繁な清掃に追われることになっては本末転倒です。
24時間営業を可能にする「第3の選択」
従来型のセルフ洗車場で夜間トラブルが発生しやすい最大の原因は、「誰でも入れて、無料で長時間滞在できるシステム」にありました。
ここからはこれらのリスクを低減する、「次世代型の洗車場システム」のモデルケースとして、弊社の時間制セルフ洗車場「Whitepit(ホワイトピット)」をご紹介します。
「たまり場」を作らせない滞在時間制課金
Whitepitでは場内に滞在した時間に対して料金が発生する「滞在時間制課金」を採用しています。
機器利用料ではなく 滞在時間に対して料金が発生する料金システムであること、また入退場をゲートで管理していることから、洗車に関係のない人の利用を防ぎます。このシステムによって、夜間に若者が集まって騒ぐといった「たまり場化」のリスクを排除できます。
物理的・心理的に騒音を防ぐ「個室ブース」
また、従来のセルフ洗車場がオープンスペースだったのに対し、Whitepitでは各ブースが壁で仕切られた「個室(ガレージ)タイプ」を採用しています。
壁があることで、高圧洗浄機やブロワーの音が外に漏れにくいという物理的な防音効果があるのはもちろん、隣の利用者との視線が完全に遮られるため、利用者同士のコミュニケーションが発生しにくくなります。「一人で集中して愛車と向き合う場所」という環境を提供することで、夜間であっても静寂な環境が維持されやすくなります。
注意!24時間営業が難しい立地とは
上記のように、Whitepitのシステムは「騒音」や「たまり場」のリスクを大幅に低減できます。
しかし、それでも「24時間営業を避けるべき立地」は存在します。それは「住宅エリアに隣接している」立地です。
もし開業を検討している立地が住宅エリアと隣接している場合、注意が必要です。洗車場のすぐ向こう側が住宅エリアの場合、「入退場時のエンジン音・洗車機器の作動音」や「ヘッドライト・場内照明(光害)」までは完全に防ぐことができません。
住宅エリアにおける24時間営業については、専門家に相談したうえで営業時間の調整もしくは対策をしましょう。弊社は洗車場ビジネスをはじめとする豊富な無人ビジネス開業支援経験で培ったノウハウを活かし、時間制セルフ洗車場の開業・経営をトータルにサポートいたします。
洗車場に最適な立地についてはこちらで解説しています!ぜひ併せてご確認ください!
【洗車場経営の成功は立地で決まる!】最適な条件と注意点とは⋙
まとめ
いかがでしたか?
今回はセルフ洗車場経営における24時間営業のメリットとリスクについて詳しく解説するとともに、そのリスクをカバーする次世代型セルフ洗車場についてご紹介しました。最適な営業時間はその運営システムや立地によりそれぞれ異なります。洗車場の開業をお考えでしたら、まずはお気軽にお問い合わせください!
以下の記事では洗車場開業の流れを詳細解説しています。ぜひこちらも併せてご確認ください!
弊社は洗車場やコインランドリー、コインパーキングなど様々な無人ビジネスで、合わせて2,600店舗を超える開業支援の実績がございます。商圏調査・出店相談を無料で承っておりますので、時間制セルフ洗車場の経営に興味がありましたら、お気軽にご相談くださいませ。